「現在の事業所はどのような組織風土をもっているのか」については「何となくは分かるが明確には認識できていない」のが通常です。このため、組織風土調査が必要になります。組織風土調査をすることにより、事業所の長所・短所が明らかになり、的確な対策を立てることができます。
例えば、業務改善意欲がなく、難しいこと・新しいことにチャレンジする精神が乏しい風土があったとします。この場合でも、よく調査をすると、従業員は改善するべきことにちゃんと気づいているし、チャレンジしたいとも思っている・・
しかし、「取り上げてもらえるチャンスがない」しかも「その実現に対して仲間のサポートも会社のサポートも期待し得ない」その上、「その提案やチャレンジに対して評価してもらえない」・・・
となれば自分ひとりがしんどい目をするだけでバカらしくなります。
この状態のままで、いくら改善を唱えても効果は望めないでしょう。
「良い提案・チャレンジが積極的に採用され」
「従業員・会社が一体となってその実現を図る体制が採られ」
「相当の評価を受けられる」風土を整えるのが先決なのです。